オーストラリアでは猫も杓子も不動産投資 ③

オーストラリアでは猫も杓子も不動産投資 ③

シドニーの職場に、40代前半のやたらとハイテンションなオージー女性がいた。 白人女性でときどき出くわす、「その元気はどこから湧いてくるの?」という感じのキャラだ。 私とは、可能性のありそうなスモールビジネスについて話をしたものだ。 「何だって挑戦できるよね? なんでこんなところで働いてるの?」 彼女の仕事は梱包作業のような単純労働だった。 私には不思議だったのだ。 私の発言(↑)は、彼女の交際相手の資金を当てにしたものだった。 彼女はドイツ銀行シドニー支店の支店長?的な人物と交際(同棲)していたのだ。 問題視されているドイツ銀行だが、「腐っても鯛」である。 彼女は答えたものだ。 「だって自立し…