昨日、日本銀行から2024年3月時点の「短観」、正式には「全国企業短期経済観測」が発表になりました。マスコミでは、日本の景気を引っ張っているとみられる製造業の大企業の景況判断が4期ぶりに(短観は四半期調査)悪化したことを見出しにしていますので、一寸気になるところですが、記事などの中身を見て頂けば分かりますように原因は一部自動車メーカーの出荷停止という事態があったことの影響で、日本経済全体の状態に問題があってのことではないようです。大企業製造業の景況は昨年3月を底に3四半期順調に伸びてきました。円安による輸出大企業の収益向上が大きかったようで、その意味では、先行きが気になるところですのでその辺を中心に見てみましょう。先ず調査対象企業が、今後の円レートをどう見ているかですが、2024年の上期も下期も141円台...日銀短観(2024/3月)で企業の現況を見る
「卒業&入学おめでとう!」吉野ヶ里町子ども宅食でお邪魔させて貰ってるご家庭の多くで卒業そして入学を迎えられる。僅かでも社会の子育てに関わりたいと思い地域の子ど…
このシリーズの最後に、円高や円安の場合に適正賃金はどうなるのかという問題を考えてみましょう。これは典型的には、プラザ合意による円高、異次元金融緩和による円安に対し賃金をどうすべきだったのかという事で、日本がやってしまった失敗の反省という事になります。先ず賃金決定の面から見た円高、円安の意味を定義して、続いて実情や問題点をしるし、そのあと纏めて対応策を考えるという形にします。<円高>円高というのは、円高の分だけ日本の賃金・物価がドル建てで高くなるという事です。プラザ合意(1985年)の場合は、日本の合意後2年で為替レートが240円から120円になりました。これは、国際価格、つまりドル建てでは2年間に2倍の賃上げをして物価も2倍になったという事です。結果は国際競争力全面的喪失という状態です。対応策としては、2...「適正賃金」(第6回)、円高、円安と適正賃金の関係
吉野ヶ里町と鳥栖市、神埼市、みやき町、上峰町において運営する佐賀東部環境施設組が建設した広域ごみ焼却施設クリーンエコランドの共用が明日4月1日より開始します。…
昨日は目達原自衛隊の観桜会に出席。地域の皆さん、自衛隊の皆さんと共に観桜しながら懇親を深めたのですが…自衛隊内に車で入る最中やたら多くの方が私を見る。「俺も顔…
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